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平戸の伝統芸能案内

平戸に、昔から伝わる伝統芸能を紹介しています。

平戸には、その歴史を繁栄していろいろな伝統・民間芸能が継承されています。平戸神楽や、漁師唄、浮立、ジャンガラにハイヤ節など、その季節季節の祭りでは演しものとして街を賑わします。
港町の酒肴の唄として広まり、三味線と太鼓で調子高く即効的に唄われたと言われています。
江戸時代に日本最大を誇った益富組が、折々の行事で唄ったものです。当時は、平戸・生月の近海にはクジラが多く訪れて捕鯨が盛んだったそうです。小さな舟にのって銛でクジラを突いていたと頃の勇壮な漁師の姿がしのばれます。
二本の真剣を抜きはなって舞う「二剣の舞」など奉奏曲目で二四種類あり、神と鬼との問答や伝説を劇化したものもあります。国指定重要無形文化財に指定されています。
平戸神楽の神と鬼との問答の曲目のワンシーンです。国指定重要無形文化財に指定されています。
佐賀の須古村から大島に逃れてきた平井一族が故郷を偲んで踊り始めたのが由来と言われています。平戸は、海外に開かれた島であったとともに、様々な争いから避けてきた人達の逃亡の地でもありました。平戸の人達は、そのような人達を匿い保護してきた歴史があります。平和を好んできた平戸の人達の温厚な性格が伝わってきます。
1850年に、各地で行われていた浮立を学び、荻田地区に伝承されたのが始まりとされています。平戸藩の、武芸熱心さが伝わります。
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