2009 年 6 月 のアーカイブ

田ノ浦温泉に代々伝わる木造の弘法大師坐像

2009 年 6 月 10 日 水曜日

この木像は明治三十三年、旧五月十五日、博多の仏師熊本清三郎氏制作によるもので、昭和五十八年十月下旬に清三郎氏二男、熊本大次郎氏に修復して頂きました。

?田ノ浦温泉は「弘法大師伝説の秘湯」と語り継がれており、2005年10月8日に日本文理大の河野 忠先生が「弘法大師の名水」調査に来られました。

以前から伝わる弘法大師像は火事で焼失したやに聞いています。旅館の前の入り江は、泊ヶ浦と呼ばれ遣唐使船が嵐を避けて停泊したことがあったそうです(現在、泊ヶ浦漁港)。この付近が開拓される昭和初期以前は水深も深く砂地の入り江で松や杉の大木が両岸に生い茂り、それは見事な眺めであったといいます。

今年も来ていただきました 横須賀の田口 義明様 ご夫妻です

2009 年 6 月 1 日 月曜日

世界一の「三浦按針」ファンを自認する田口様は又、別のお顔もお持ちで、俳人として五窓歩(ごまどうふ)の名で俳句を詠まれます。次の句は2007年5月に詠まれたものです。

 献茶役 足も震えて 按針忌              

お殿様(松浦公)に按針忌の献茶役を仰せつかり緊張の極地にある自分を詠まれたものです。身に余る光栄に浴したと何度も云っておられたのが印象的でした。

 丹沢さん スケッチ書いて 握手する

平戸島に到着する前日に一人旅で歩く姿を、平戸の国際交流団体「HIRAの会」会長の丹沢明氏にスケッチしていただいた時に詠まれたものです。

 夜もすがら 島の平戸に 逆蛍

前夜祭の後に教育長の吉居先生から平戸島南部にある中津良川の蛍の里へご案内された時の様子を詠まれたものです。あれほどの蛍の乱舞を見たのは初めてで、びっくりしたと述べておられましたが、田口様の洒落に???思わず(大爆笑)!?   

 大皿の 伊佐木を漬けに 朝二膳                     

当館の夕食で食べきれなかった新鮮なお刺身を、女将が特製のゴマ醤油に漬けて朝食にお出ししたところ、本当に美味しかったと一句詠んでいただきました。ありがとうございました。

来年は又、ビックなニュースをお届け出来るかと思います。ご期待下さい。

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長崎県よりお越しの白石様ご夫妻と、お姉さまのひとこま

2009 年 6 月 1 日 月曜日

白石様のお姉さまも、ご一緒に朝獲れ定置網プランでお泊まりいただきました。伊佐木のお刺身に感動していただきました。これから梅雨時期にかけてのものは一年でも最高のものです。

今の時期、刺身の美味しい地魚は平子、ヤズ子、アジ、伊佐木、カマス、ムツ、等バラエティーに富んでいます。又、大型のアラカブやメバルからも目が離せませんね。海の時化具合にもよりますけど・・・。

当館では出来るだけ複数のお魚などを組み合わせて美味しく食べていただくように献立に工夫を凝らしています。

白石様、次は天然ヒラメの時期にお越しくださいませ。「ヒラメ尽くし」も美味しいですよ。楽しみにお待ちしています。ありがとうございました。

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福岡県よりお越しの吉柳様、可愛い二人のお子様のひとこま

2009 年 6 月 1 日 月曜日

海席料理プランでのお泊りです。活ウチワエビの刺身の踊りは姉の結ちゃんと弟の大輔君のお腹にぜーんぶ収まりました。満足の笑顔、笑顔です。

当館にお泊りになるお子様は全員がお魚好きで、しかもお口が肥えていらっしゃいます。いい加減な事はできません。でも嬉しいことですね。結ちゃんも大輔君もお魚パワーで健康で頭の良い子にお育ちになられるのは間違いありません。

大きくなった姿を見せに又、来て下さいね。ありがとうございました。